R06.05.02 長岳寺の杜若と躑躅
R06.05.02(木)大和文華館(富岡鉄斎展)と入江泰吉記念奈良市写真美術館(入江泰吉 塔のある風景)、そして山の辺の道の長岳寺へ行ってきました。長岳寺と言えば躑躅と杜若ですね。
杜若はちょうど良い塩梅でした。放生池の黄花菖蒲は、以前はたった1本しかなかったのに毎年増え続けて今年は立派な群落になっていました。繁殖力が強い外来種で嫌われ者だそうですが、色合い的には違和感はありません。
青もみじも良かった。拝堂の鈴緒と絡めて。また、プロペラ型の朱い種子もいつもどおりわんさかで、青もみじも一方の主役ですね。
躑躅はもう終盤で落花盛ん、
春日大社 万葉植物園の藤も行くつもりでしたが、早咲き、中咲き、遅咲きとも雨に祟られるなどして、もう花は終ったということでした。今年は、藤はどことも余り良くなかったのでは。
富岡鉄斎展は、京都の近美でもやっているので、なんで ? と訊いてみたら、没後100年ということであちこちで取り上げられているということで、特に各々のコンセプトはないとのことてした。
余談ですが、最近嵐山の福田美術館、嵯峨嵐山文華館によく行くようになりました。いやあいつも良い日本画が架かって値打ちありますね。両館は300mぐらいしか離れていないので今回も両館合同で「君が余りにも綺麗すぎて」だって。名前が粋ですね。どちらも建物がいいし、観覧者も少なくて静かだし、特に嵯峨嵐山…では昼寝も出来そうで、ワタシ向き。ここで観たあと、嵐電、地下鉄で文博に寄るとか、岡崎に飛ぶとかもアリで、一日楽しめますね(結構疲れますが)。今回ならJRで京都伊勢丹の美術館「駅」で高砂淳二さんの写真展「この惑星の声を聴く」に回るつもりです。5月はバラも撮りに行きたい(京都府立植物園や中之島公園など)し、国博、近美、三年坂美、久保惣にも行きたいし、車検もあるし、オヤジの墓参りもあるし……。カミさんの顔色が目に浮かびます。
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