25.07.04 元興寺の桔梗、藤原宮跡の蓮、明日香小前の蓮
25.07.04(木) 今日は、梅雨の合間をぬって、標記の所へ行って来た。
予想天気図では等圧線が混んで風が強そうだったが、平穏だった。
で、咲き具合は、元興寺の桔梗は4分咲き位。お寺の方の話しでは見頃は中旬ということだった。元興寺へ行く前に明日香を通るので、明日香小学校前の蓮田を覗くともうチラホラ咲き出していた。これなら藤原宮跡もと思って回ってみたら、やはり同じようにチラホラ咲いていた。しかし、あくまで「チラホラ」であり、1分や2分ではない。それ未満である。蕾もまだまだ小さい。しかししかし、例年7月のアタマでこんなことあったかしら? ひょっとすると、今年の蓮の見頃は早いかも。
元興寺 入山料400円(JAFの会員証提示で1割引の360円)、Pは無料。
今日奈良市内へ行ったもう一つの目的は、県立美術館でやっている「正倉院御物と近代奈良の工芸」展を見ること。1,300年以上前に当時最高の技術で作られた工芸品を、当時のor現代の技術で複製したものを展示している。経年劣化していない状態の刀装や楽器、鏡などの漆の面などが見られてなかなか見応えがあった。「日本の美の原点」と紹介されていたが、縄文・弥生時代でも自然の美を謳う試みがあるので、これは少々言い過ぎだと思うが、いずれにせよ、工芸技術がかなり確立されたのは確かだろう。惜しむらくは、照明が暗いのと展示品までの距離が遠くて間近にしっかり見ることができないこと。見応えはあったものの、この点でやや不完全燃焼。
※画像は、右がケラレて表示されていますが、画像を左クリックすると、ケラレのない拡大画像を見ることができます。all rights reserved.
<元興寺>
↓は、↑の反対方向から撮影。
手水鉢に添えられていた花は、今年はあじさい。
萩は、まだ咲いていなかった。
極楽坊正面の鉢の蓮はもう終わっていた。
<藤原宮跡>
3枚ある蓮田のうち、中と南がよく育っている。
↓は、↑の反対方向から撮影。
<明日香小学校前>
この蓮田、「土地所有者に無断で(蓮を)取らないで下さい。」という立札が立てられていた。去年は無かったのでは ? ワルが出没するのでしょうね。しかし、「撮る」でなくて良かった。
畦を歩くと、蛙がチャポンチャポンと田んぼに飛び込む。時間があればお相手してあげられたのだが…。
| 固定リンク
「写真」カテゴリの記事
- 30.12.11 石光寺の寒牡丹、二河原辺の水仙(2018.12.11)
- 30.12.01 御堂筋 光の饗宴(2018.12.01)
- 30.11.27 九品寺の紅葉(2018.11.27)
- 30.11.20 東大寺大仏池の大銀杏、吉城園、長岳寺の紅黄葉(2018.11.21)
- 30.11.15 東吉野の紅葉(2018.11.15)
コメント
蒸し暑い中、お疲れ様でした。
そうなんですか、元興寺のキキョウはこれからですか。
静寂な雰囲気が伝わってくるいい写真ぞろいですねぇ。
他に参拝客というかカメラマンはいなかったんですか?
ハスも透明感があるいい写真です。
投稿: 温泉たまこ | 2013年7月 4日 (木) 20時53分
温泉たまこさん
撮影客は数人いました。参拝者?旅行者?もいて、神奈川県から来たというお兄さん、スペインから来たペア の写真を撮ってあげました。
蓮は綺麗ですね。澄んだ色が何とも言えません。
佐渡の夕陽、きれいですね。日没直前のは、まるで阿騎野のかぎろひのようでした。
投稿: ズボラッチ | 2013年7月 4日 (木) 21時09分